交通事故後遺症で一番多いのは首に損傷を受ける
「むちうち症」です。
受傷直後はあまり症状がでないことが多く、たいしたことはないと思っているうちにだんだんと症状が出てくるのが特徴です。事故直後に痛みを感じなくても首に強い衝撃を受けた場合は、病院でCT、MRIなどにより精密検査を受けてください。
交通事故は、
前方からの追突か
横からの追突かまたは
後ろからの追突かによって衝撃を受ける場所が変わってきます。衝撃を受けた場所によって多少施術方法も異なりますが、当院の場合、胸腹部の筋肉や上腕の筋肉を弛める施術を行います。
事故の後は体幹に対して頭の位置が悪くなっていると考えられますが、事故直後などの場合は首をあまり触らず、体全体のバランスを整える施術をします。
また、一般的にむち打ちは首だけの症状と思われていますが、痛みがなくても腰を損傷している場合が多く見られます。このような場合、当院では骨盤の真ん中付近にある「仙骨」とその左右にある「腸骨」が接合する「仙腸関節」を調整することによって、背骨の基本軸を安定させます。
その後、背中の部分の「胸椎」や首の部分の「頚椎」など痛みを出している部分を調整することによって、むち打ち症状の緩和期間の短縮を図っていきます。